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私たちは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています


サステナブルツーリズム草津

草津の温泉は地球の恵!世界の財産!
持続可能な温泉利用を目指しています。

温泉を使った取り組み

草津温泉のECOな取り組み

草津では、持続可能でECOな取り組みが昔から行われています。
例えば、高温の温泉の流れる管と水道管で熱交換をして、入浴に適した温度に下げられた温泉は施設やホテル等に給湯され、水道水は温かい水となり、各家庭や事業所に供給するボイラーいらずのエコな給湯システムです。
その他にも、この温かい水や各施設で利用された温泉の排湯を道路の下に敷設されたパイプに流すことで、冬季の融雪道路を実現しています。
環境にもやさしい、人も街も温めてくれる草津の湯です。

CO2削減量「年間15,721t」

(環境省の総排出量算定ガイドラインより計算)

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各施設で利用された温泉は、全て湯川に放流されたあと、石灰という自然の成分を投入して中和し、川を魚の住める環境に戻す処置がとられています。
大切な温泉だからこそ、きちんと使う。これも草津の「泉質主義」です。


その他の取り組み

草津の人々は長い歴史の中で「街なみの骨格」を大切にしながら、草津特有の温泉文化、温泉街文化を発展させてきました。
木造や自然素材を活用した部材を推奨する「街なみガイドライン」の策定や、大規模な建築行為や景観変更行為を行う場合の指導基準を設けるなど、未来に続く街づくりにも力を入れています。

景観づくりの理念

  1. 温泉文化と街なみの歴史の継承と発展
  2. 自然が引き立つ景観の形成
  3. そぞろ歩きの楽しいにぎわいの空間づくり
  4. 「町民参加」から「町民主体」のまちづくりへ

様々な高山植物や特別天然記念物であるニホンカモシカ、 日本固有種でもあるモリアオガエルなど世界的に重要な生態系が存在する芳ヶ平湿地群は「ラムサール条約湿地」に、 長野県山ノ内町・草津町・中之条町・嬬恋村にまたがる「志賀高原ユネスコエコパーク」はユネスコが認定している生物圏保存地域でもあります。

その他には、硫黄を含んだ酸性でしかも高温な草津の湯を浴びて、とても植物が生きていられるとは思えませんが、 この特殊な環境下でこそ生育できる「イデユコゴメ」があります。 アメリカ、イタリア、インドネシアなどに分布する珍しい原始的藻類で、日本で最も繁殖しているのが草津です。 緑色の美しい藻は、湯畑または西の河原で見られます。